「2020年度賃貸契約者動向調査(首都圏)」を発表
㈱リクルートは9月1日、同社の住まいに関する調査・研究機関、SUUMOリサーチセンターが実施した、2020年度(2020年4月~2021年3月入居者)の賃貸契約者動向調査結果「2020年度賃貸契約者動向調査(首都圏)」を次の通り発表した。
オンラインのみの内見実施者が13.5%、オフラインとの併用者が6.2%で、合わせると約2割がオンライン内見を利用。オンラインでのみ内見を実施した人の見学物件数は3.2件と、オフラインでのみ内見を実施した人の見学物件数2.9件と比べ0.3件多い。
決め手となった項目では「初期費用」「通勤・通学時間」が昨年と比較して5ポイント以上減少し「間取り」は2ポイント以上増加。やむを得ずあきらめた項目では「間取り」「最寄り駅からの時間」「設備・仕様」「生活利便性」が4ポイント以上減少している。
リモートワーク実施者の「決め手となった項目」では「面積<広さ>」がリモートワーク非実施者と比べ11.6ポイント多い。
また、ペット飼育者の物件を探し始めてから契約までの期間は、ペット非飼育者と比べ、平均8日多く、ペット飼育者の平均賃料は105,847円と、ペット非飼育者と比べて17,505円高い。ペット飼育者の「決め手となった項目」は非飼育者と比較して、「設備・仕様」「路線・駅やエリア」「最寄り駅からの時間」が5ポイント以上少なくなっている。
(一般社団法人 全国賃貸不動産管理業協会2021/9/16メルマガ参照)