国土交通省 令和3年11月の新設住宅着工戸数を発表
貸家の新設着工、9ヵ月連続の増加
国土交通省は12月24日、令和3年11月の新設住宅着工戸数を発表した。
それによると、令和3年11月の新設住宅着工は、前月同様、分譲住宅、持家と貸家がそれぞれ増加したため、全体で前年同月比3.7%の増加。季節調整済年率換算値では前月比4.9%の減少となった。
11月分の新設住宅着工の総戸数は、前年同月比3.7%増の7万3,414戸。9ヵ月連続の増加。持家は同5.5%増の2万5,329戸で、13ヵ月連続の増加。分譲住宅は同6.5%増の2万813戸で、2ヵ月連続の増加。
貸家の新設着工は、同1.4%増の2万6,819戸で、9ヵ月連続の増加。公的資金による貸家は減少したが、民間資金による貸家が増加したため、貸家全体で増加となった。令和3年1~11月の合計は、前年比4.9%増の29万6,154戸。
貸家の新設を三大都市圏別に見ると、首都圏、中部圏が前年比5.2%、2.7%減少し、近畿圏、その他地域は11.5%、4.9%の増加となった。
(一般社団法人 全国賃貸不動産管理業協会2022/1/6メルマガ参照)