国土交通省 7月の新設住宅着工戸数、貸家の新設着工5ヵ月連続の増加
国土交通省が8月31日に公表した7月の新設住宅着工戸数は、持家、貸家、分譲住宅が増加したため、全体で前年同月比9.9%増の7万7,182戸と、5ヵ月連続の増加。季節調整済年率換算値では前月比6.9%の増加となった。
貸家の新設着工は、前年同月比5.5%増の2万9,230戸で、5ヵ月連続の増加。公的資金による貸家は前年同月比5.2%減少したが、民間資金による貸家が同6.8%増加したため、貸家全体で増加となった。令和3年1~7月の合計は、前年比3.1%増の18万2,526戸。
貸家の7月の新設着工で前年同月比プラスとなったのは1府27県。地域別では、北海道、東北、北陸を除く全国でプラスとなり、都市圏別でも首都圏以外がプラスとなっている。
なお、持家は前年同月比14.8%増の2万6,071戸で、9ヵ月連続の増加。分譲住宅は同11.0%増の2万1,480戸で、先月の減少から再びの増加。
(一般社団法人 全国賃貸不動産管理業協会2021/9/16メルマガ参照)