貸家の新築着工件数
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国土交通省 3月の貸家の新設着工、10ヵ月連続の減少
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国土交通省がこのほど発表した、3月分の新設住宅着工戸数によると、3月の新設住宅着工の総戸数は、前年同月比8.3%減の6万9,616戸。持家、貸家、分譲住宅が減少したため、全体で前年同月比8.3%の減少で、9ヵ月連続の減少となった。
貸家の新設着工は、前年同月比12.3%減の2万9,750戸で、昨年6月から10ヵ月連続の減少。民間資金による貸家が減少し、公的資金による貸家も減少したため、貸家全体で減少となった。なお、平成30年1~3月の合計は、前年比9.4%減の8万7,421戸。
また、平成29年度(29年4月~30年3月)の貸家の新設は、前年度比4.0%減の41万355戸で、過去10年で3番目の規模。28年度が前年度比11.4%増であったことから、一転して前年度比4%減の落ち込みとなっている。今後、前年度比を割り込んだ減少がどこまで続くか注目されるところ。
(一般社団法人 全国賃貸不動産管理業協会5/17メルマガ参照)