統計地図でみる外国人人口

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総務省 平成27年国勢調査の結果から分かる外国人人口の地域分布
「統計地図でみる外国人人口」を公表
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総務省はこのほど、平成27年国勢調査の結果から分かる外国人人口の地域分布「統計地図でみる外国人人口」を公表した。

それによると、日本に住んでいる外国人人口について、27年国勢調査の結果では、175万2,000人で総人口に占める割合は1.4%となり、22年に比べ10万4,000人、6.3%増加した。

都道府県別に見ると、総人口の多い首都圏を始めとする3大都市圏の都府県で外国人人口が多く、各地域の総人口に占める外国人の割合も大きいことが、28年10月に公表された「人口等基本集計結果」で報告されている。

27年国勢調査の外国人人口を市区町村別に見ると、外国人人口2万人以上の地域が6市区あり、最も多い東京都新宿区の3万506人から江戸川区の2万3,997人、豊島区の2万2,279人、足立区の2万1,563人、江東区の2万1,373人と5番目までが東京都の特別区の地域。次いで6番目が埼玉県の川口市。

全国で最も外国人人口の多い新宿区の中でも外国人の地域分布が濃淡があって、JR大久保駅、JR新大久保駅周辺の地域に外国人の割合が高い地域が集まっている。また、JR高田馬場駅周辺でも高いことが分かる。

大久保駅、新大久保駅の近くには韓国料理や多国籍料理の飲食店が多いことで有名だが、外国人を対象とした日本語教育機関もこれらの地域に多く存在しており、従来から外国人が多く集まる地域であることが知られている。外国人の人口については、統計データにより客観的に把握し、統計地図に表すことにより、地理的な位置関係が一目で分かる。

(一般社団法人 全国賃貸不動産管理業協会9/4メルマガ参照)


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